こんにちは、のぐ太です^^
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今回は、米国株や高配当銘柄への投資について、初めての方にもわかるように解説したいと思います^^
近年、ネット証券を中心に米国株への投資が可能となりました。
今までよりもはるかに簡単に米国株に投資できるようになったんです。
でも、いきなり米国株の高配当投資なんていわれても、なかなか、ピントきませんよね?
そもそも、米国株とはどのようなものなのでしょう。
米国株とはアメリカで売買される株式のことで、ニューヨーク証券取引所やナスダックといった市場で取引されます。
株を持つメリットの一つは企業が株主に利益を分配する配当金を得られること。
この配当金の割合が高い銘柄を高配当銘柄といいます。
日本に比べ、アメリカの株式で高配当銘柄が多いのは、アメリカが世界一の経済大国で、アメリカ企業は株主重視の姿勢が強いからなんです。
それでは、より細かく見ていきましょう。

米国株は優良企業がいっぱい!
米国株とは、アメリカで売買されている株式のこと。
株式を売買する場の事を取引所といいます。
アメリカを代表する取引所といえば、ニューヨーク証券取引所(NYSE)。
上場基準が非常に厳しく、アメリカを代表する企業が多数上場しています。
日本でも良く知られている企業としてはコカ・コーラやウォルト・ディズニーなどもありますよ。
もう一つの有名市場はナスダック。
成長力がある新興企業が上場している市場です。
グーグルの親会社であるアルファベットや、アップル、アマゾンなどがナスダックを代表する企業ですね。
米国株を見る上で必要なのが株価指数に対する理解です。
日本のニュースなどでよく報道されている「ダウ平均株価」は、「ダウ工業株30種平均」のこと。
ダウ・ジョーンズ社が厳選した30銘柄の平均株価を表します。
もっと広い範囲の株価指数を知りたいなら、S&P500が良いでしょう、こちらは、アメリカを代表する500銘柄の平均を表す指数ですね。

高配当銘柄への投資とは
高配当株投資を知るためには、そもそも、配当とは何かを知っておく必要があります。
配当とは、企業が得た利益を株主に分配すること。
儲かっている企業ほど、株主に多くの配当を分配する力があります。
株の価格である株価に対して1年間でどのくらい配当がもらえるかということを表すのが配当利回り。
配当が変化しないとき、株価が上がるほど配当利回りが下がり、株価が下がるほど配当利回りが上がります。
また、株価が変化しないときは、配当が増えるほど配当利回りが上がり、配当が減るほど配当利回りも下がります。
企業がもうかって、株価が上がりつつも配当利回りが維持、または上昇する銘柄があれば、もっとも優良な高配当銘柄といえるでしょう。
しかし、業績が悪化するなどして株価が低下したせいで、見せかけの高配当銘柄になっている場合、その株を購入するのはリスクが高いです。
高配当銘柄に投資するときは、株価と配当だけではなく、企業業績にも目を配りましょう。

アメリカには、なぜ、高配当銘柄の株が多いのか
日本の東京証券取引所に上場している企業の平均配当利回りは、リーマンショック以後に限ると1.5%から2%程度です。
それに対し、米国株は計算方法で変わりますが、5%から10%程度の平均利回り。
なぜ、日本とアメリカでこれほどの差がつくのでしょうか。
理由は大きく分けて二つあります。
一つ目の理由は、アメリカが世界経済の中心であり、世界経済が成長する限り、アメリカ経済も成長し続けるから。
アメリカには世界を代表する巨大企業数多く存在しています。
しかも、アルファベットやアマゾンのように、小さな企業から世界レベルにまで到達する企業も存在していますよね。
アメリカには企業が急成長する大きなチャンスがあります。
それによって会社を成長させ、高い配当を株主に提供することができるのでしょう。
二つ目の理由は、伝統的な株主重視の姿勢です。
日本で、ライブドアショックや「村上ファンド」の時に盛んに言われたことがあります。
「会社はだれのものか」という問いかけです。
アメリカでは、すぐに「株主のもの」という答えが返ってきます。
企業が利益を内部にため込むくらいなら、得た利益は株主に還元するべきだとアメリカの投資家たちは主張するでしょう。
アメリカにおいて「もの言う株主」は至極当たり前の存在なのです。
以上のことから、アメリカで高配当銘柄が多い理由は、アメリカが世界経済の中心だからということと、アメリカ企業が伝統的に株主重視だからだということになります。

まとめ
最近、敷居が低くなり、米国株に投資しやすくなりました。
特に注目が集まっているのは配当利回りが高配当銘柄。
企業業績が好調で、株価・配当ともに上昇する理想的な銘柄がある一方、企業業績が悪く、株価が低迷したせいで、結果的に配当利回りが高くなり高配当化している不人気銘柄も存在しているので、投資の際には注意が必要です。
また、アメリカに高配当銘柄が多数存在する理由は、アメリカが世界経済の中心であり、成長している企業が沢山あるからです。
くわえて、アメリカには伝統的に株主を重視する考え方があるので、株主への利益分配となる配当を重視する企業が多いことも、高配当銘柄が多い理由だと考えられます。
高配当の理由をしっかり調べ、優良な株に投資したいものですね。