こんにちは、のぐ太です。
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今回はエントリー前に確認することと題して、チャートを元に銘柄選定した後、エントリー前にチェックする点とその対処法をご紹介します。
決算があるか
上場企業の決算発表は四半期ごと、おおよそ3ヶ月に1度あります。
決算では、時に市場が予期しない好材料・悪材料がでることで株価が大きく変動します。
大抵の場合はチャート通りの動きをするのですが、反対方向に動いたらそれまでの利益が一気に吹き飛びます。
そこで、決算を迎える対策として以下のような対策があります。
- そのままのポジションで決算を迎える
- 一旦すべて手仕舞う
- 半分手仕舞う(ポジションを減らす)
そのままのポジションで決算を迎える
チャート分析によほど自信がある場合はこれを選択するかもしれません。
思惑通りに動けば、大きな利益を得られるのは魅力的です。
過去のチャートを研究していると、そのチャートは当然決算の日も含んでいるわけです。
従って、過去のチャート分析を尊重するなら決算があるかないかは関係ありません。
しかし、リスクマネージメントという意味では控えたほうが無難と思います。
一旦すべて手仕舞う
私は基本的にこれを選びます。
チャート通りに動くことがほとんどとは言え、一時的にでも反対に動かれたら含み損に対してメンタルがもちません。
避けられる危機は避けたいと考えます。
半分だけ手仕舞う(ポジションを減らす)
この方法も悪くありません。
特に、狙っている銘柄のボラティリティーが大きい場合には、試しに最低単元だけ持っていると思わぬ利益が得られることもありますし、損失も限定的にすることができます。
どの選択をするかはケースバイケースですが、私の場合は基本的には決算は持ち越しません。
少なくとも、ポジションは減らします。
従って、エントリーする際にも直近で決算を控えてないか確認します。
もし、直近で決算があるようならば、それまでに利益が得られそうなチャートかをもう一度吟味します。
決算の日までに利益がでそうなチャートならばエントリーしますし、決算をまたいでしまいそうな雰囲気ならばエントリーは見送ります。。
決算が直近で控えているのかは、証券会社のホームページやチャートソフトで簡単に確認できます。
権利日を控えている銘柄
決算の他にも、配当利回りの高い銘柄を売り建てで、権利日をまたぐときは特に注意が必要です。
株には配当があることはご存知だと思います。
権利日に株を持っていると配当金や株主優待が得られるので、これを狙って株式投資を行っている方も多いのではないでしょうか。
信用取引の場合、権利日での扱いは以下のようになります。
- 買い建て ⇒ 配当金は受け取れますが株主優待は受け取れません。
- 売り建て ⇒ 配当金を支払わなければなりませんし株主優待は受け取れません。
ポイントは、空売りしていた場合には配当金を支払わなければならないことです。
大抵の株では、配当利回りは1~3%程度なのでチャートが良い形をしていれば配当で支払う以上の利益が得られるため気にしなくても良いです。
しかし、配当利回りが高い銘柄の場合には注意が必要です。
配当利回りが5%を超えてくるような銘柄はそれ以上の利幅で利食いしないと逆に損になってしまいますし、例え利食いできたとしても利益が小さくなってしまいます。
配当利回りが高い銘柄のひとつに、7201日産自動車があります。
次の図は、7201日産自動車の2019年3月の権利日付近の日足チャートです。

権利日を矢印で示しました。
これを見ると、高値切り下がりのダブルトップのような形になっており、絶好の売りチャンスです。
例えば950円で空売りをしたとします。
この時の配当は1株当たり57円でした。(配当利回りは約6%)
従って、900円を割るくらい下落してくれないと利益になりません。
ですが、この時は900円を割らずに上昇してしまいました。
仮に権利日の3日後の陰線で利食いをしていたとしても、900円を割ってませんので配当金を支払うとマイナスになってしまいます。
このように、高配当銘柄は注意が必要です。
私自身は、月末にエントリーを行う場合には、その月に権利日があるかないかを確認します。
もし権利日があるようなら、どのくらいの利幅がとれそうか、配当で支払うのはどの程度かを天秤にかけて判断します。
ちなみに、配当利回りが高い銘柄は、「配当利回り ランキング」とかで調べれば出てきます。
参考までに、2019年5月6日時点での東証一部の高配当銘柄上位25銘柄は以下の通りです。

まとめ
今回はエントリー前にチャート以外で確認するポイントをご紹介しました。
まとめると、以下のようなことに気を付けてます
- 決算を控えているようなら基本的にはエントリーしない
- 権利日を迎えるならば配当利回りをチェックして検討する
最後までお読みいただきありがとうございます。